Performer出演者

くるくるシルク

「シルクとはフランス語でサーカスのこと。くるくるとはくるくるのこと。」赤、青、黄色の毛の3人男達が、パントマイムやダンスで鍛えた肉体と、ジャグリングなどのサーカスパフォーマンスを駆使して、ドラマチックなサーカスパフォーマンスを繰り広げます。個性豊かな男達のスピード感溢れる絶妙なコンビネーション、そして笑いと驚きの技の数々は必見です!!くるくるシルクオリジナルな道具も登場します!!くるくるサーカスパフォーマンスとくとご覧あれ!!
略歴:2000年にパントマイム劇団汎マイム工房にて結成される。様々な舞台作品を発表。国内の様々なイベントに出演する中、04年エジンバラ公演参加を皮切りに、シンガポール、台湾、韓国、タイ、ドイツ、ベルギー、オランダ、リトアニア、エクアドル、と世界の様々なフェスティバルからも出演をオファーされ公演してきました。世界でも活躍中です!!
くるくるシルクSite : http://crucru.net

第1回日本大道芸フェスティバル出演の感想

withコロナの状況下の中、初めて行われた大道芸フェスティバルだと思います。初めてなので想定外の事も色々起こります。そこから改善しながら続けていくことが重要なのではと思っています。
しばらくはこの状況は変わらないかと思います。第1回目を経験して自分達の芸のやり方、お客さんとの関わり方をより考える様になりました。
そして、この状況下でもお互いが考えながらやっていけば出来るという気持ちがさらに強くなりました。多分観客の皆様の中でも、そんな気持ちになった方もいらっしゃったのではないでしょうか。
今回運営側で様々な対策を取って頂きましたが、出演者、観客の皆様もこのwithコロナの中で安全に楽しむ方法を経験して考えて対策を取ることがより安心して楽しめるフェスティバルを築くことが出来るのではと思います。そんな気持ちで第2回目に繋げていきたいと思います。

第2回に向けてファンの皆様へのメッセージ

第1回目が終わって帰宅しながらしみじみと思いました。この時期にこのような機会を設けて頂き、お客さんの前で演じられたことに本当に救われました。このままパフォーマンス出来なかったら自分たちのパフォーマンスは肉体的に維持できるのか・・・。

第1回目でお客様の前で演じながら、この貴重な本番の感覚を体や脳に染み込ませていたと言ってもおおげさでないかもしれません。第2回目も本当に感謝です。本当に貴重な現場です。思いっきり楽しみたいと思います!!

パフォーマーさんに聞いてみた!

くるくるシルク結成のきっかけを教えて?

元々は東京のパントマイムの劇団で一緒活動していた仲間です。
その仲間でフランスのヌーボーシルク(新しいサーカス)の映像を見た際に衝撃を受け自分たちもパントマイムとジャグリングなどのサーカス芸を使ってヌーボーシルクが出来ないかと舞台作品を作ったことが結成の始まりです。

芸名の由来は?

シルク(Cirque)はフランス語でサーカスですが、そのスペルの頭のCを3つ使った名前(CCC)を考えてました。
Cって形で見ると顔の横顔に見えるのですが、3人のサーカスということでシルク以外言葉をフランス語の辞書を開いて探しました。

当時ヌーボーシルクを意識して裸で黒パンツ1枚でやっていたのですが、Cru(生)という言葉を見つけました。
生と言っても生きる方ではなく、生魚、生野菜の生です。裸でやっていたので生っぽいし、Cru Cru Cirqueは日本語読みだとくるくるシルクと読めて、ジャグリングをくるくる回したり、体をくるくる回したりととても似合う感じがしたのでそれに決めました。

フランス人がこの名前を見るとナマナマシルクになるので、ちょっと変だと笑ってました。

初めてのショーのときの感想・エピソードは?

くるくるシルクで初めて出演したのは、箱根彫刻の森美術館だったと思います。当時自分たちのパフォーマンスがまだ確立されてなくて、30分のステージのはずが、4〜50分やっていました。美術館だったので許されたのですが、その頃は本当に自分たちの表現を考えていた重要な時期でした。

今までで一番のパフォーマンスの失敗を教えて?

失敗というのではないのですが、3人で印象に残っているのは裸でパフォーマンスしていた頃、神戸で出演していた際、本番中に雪が降ってきて震えながら気合でやっていたのはとても笑える思い出です。
あとはエクアドルの劇場で公演をやった時ですが、標高2500mぐらいの劇場だったので、酸素不足で本番中体が攣りまくってそれも気合でなんとかやってました。しかも外でパフォーマンスした際は、酸素が薄くてファイヤートーチの火が全くつかなかったという失敗も苦い思い出です。

今までで印象に残っているショーは?

上記のものもそうですが、いっぱいありすぎます・・・・。

パフォーマーとしての自分の長所は?

3人のくるくるシルクとして考えると、なかなか10年以上の付き合いで、いつまで続くか分かりませんが、このような続けるということはなかなか出来ないことかと思います。

パフォーマーとしての自分の短所はある?

最近、年齢とともに3人とも頑固になってきてる感じがして、なかなかまとまるのが大変になってきました・・・。

凄いと思うパフォーマーさんは?

同じ劇団の出身者でもある山本光洋さん。大先輩でありますがあの肉体と表現力を維持し続けているのは凄いです。

仲の良いパフォーマーさんは?

パフォーマーさんは皆さん仲が良いです。いい人たちが多いというのもあります。そしてお客さんもいい人たちが多いので仲が良い方たちはたくさんいます。

コロナ禍何してた?

立川(青)・・・スケボーを初めて始めました。
藤居(黄)・・・アサラト
高橋(赤)・・・絵本制作

ショーの前のルーティーンがあれば教えて?

怪我しないように柔軟と、あとはメイクですかね。

子供の頃の夢は?

青・・・画家
黄・・・釣り
赤・・・昆虫博士

パフォーマーしてなかったら何の仕事をしてた?

青・・・漫画でも描いていたかな・・・
黄・・・調理師
赤・・・絵本作家(実はやっている)

もらうと嬉しい差し入れはある?

水です!!

好きな食べ物は?

青・・・とろろ
黄・・・明太子
赤・・・カレー

無人島に何か一つ持っていくなら?

青・・・虫除けスプレー
黄・・・アサラト
赤・・・チョコレート

10年後の目標は?

じいちゃんシルクに改名するまで続けるのが目標です。